So-net無料ブログ作成
検索選択

私も来月、結婚することが決まりました。

実際に発言してるところや動いてる絵をみたことはないんだけど、文字と写真で伝わってくる情報見る限り、とにかく気持ちの悪いやつだな。

昔仲良くしてた女の子(一緒にこたつに入って「平成」って書いた紙を掲げる小渕首相を見たので、もう四半世紀も前の話だ)が、遠縁ながら皇族の血筋の子で、「あと数年したら強制的に何人かの候補の中から相手を決めて強制的に結婚させられるの。でも、ホントにどいつもこいつも自意識とプライドだけ高くてキモいやつばっかり!イヤだよ~、連れて逃げてよ~!!」みたいなことを、よく涙ながらに訴えていた。

この竹田ってヤツは若そうだから、当時の「キモいやつら」の一人には該当しなかっただろうが、こいつを見ると、いつもそのエピソードを思い出して「うわぁ、そりゃこんなんイヤだったろうなぁ」と今さらながら気の毒な気持ちになる。



当時まだ学生だったおいらとしては逃避行の挙げ句どこか知らない街でひっそりと暮らすなんてことはイメージすらできなかったし(今ならかなり魅力的なストーリーに思えるが・笑)、そもそも結婚なんて遠い未来のお話だと思っていたので、あまり彼女の訴えを真剣に聞いていなかった。

ついでに言うと、その子は「近い方がいつでも会えるでしょ?」と突然おいらのバイト先の近所に引っ越してきたり(自分は車に乗らないのに駐車場も契約していた)、初めてその部屋に行ったときにはすでにスリッパや歯ブラシ、パジャマ下着類が一式揃っていた!みたいな、積極的というよりはやや直情的でエキセントリックな面がある子だったし、サイテーなことに当時おいらには女友達以上彼女未満というのがその子を含めて三人ほどいたので、彼女には申し訳ないが、そのエピソード自体にも少しばかり狂言的要素というか、おいらの気持ちを確かめるための「盛り」要素が入ってるのではという疑念すら抱いていたのだ。

ところがそんなある日、わりとキッチリした身なりの50代くらいの男がバイト先に「山田(仮名)さんですよね。少し外で話聞いてもらってよろしいですか?」とおいらを訪ねてくるという"事件"があった。
口調は丁寧だったが、内容は・・・まぁ脅しですわな。「身分を明かせ」「名刺よこせ」というおいらのリクエストには一切応えず「とにかく今のままではご迷惑がかかってしまうので、できるだけ早く彼女とは別れてください」と念を押して去っていった。

今と違ってまだ血気盛んな頃だったから、普通だったら追いかけていって「な~にを言いたいことだけ勝手に述べてやがんねん、このウンコたれ! メ・イ・シ・お・い・て・けー!!」と首のひとつでも締め上げるシチュエーションだが、そのときは、あまりの現実離れした展開にポカーンとしてしまい、「ホンマやったんや」「まるっきり漫画やがな・・・」と呟いて後ろ姿を見送るのがやっとだった。

その件が直接の原因ではないとは思うのだが、数ヶ月ほど後に「ちょっとチャンスっぽい話が来たので東京でモデルの仕事真剣にやってみる」と言って、その子はけっこう一方的に去っていった。

次に彼女を見たのはパリコレをレポートするテレビ番組の画面だった・・・りするとホントに漫画だが、さすがにそこまで面白い展開は無く、彼女の姿はそれ以来見ていない。
最終的にどんな相手と結婚したのかは知らないが、数年が経過しておいらもすでに結婚して他所に移り住んだ後、一度実家に彼女からの電話があり、おいらの近況を聞いた後、新居の連絡先を伝えようとする母親を制して、「私も来月、結婚することが決まりました。今日はそのことだけお伝えしたくて電話したんです。お互い幸せになりましょうとお伝えください」という伝言を残したということである。



そんな甘酸っぱい遠い日の記憶が、こんな気色の悪いカマキリメガネと結びついてしまったことには彼女との思い出まで穢されたようで無性に腹が立つが、昔好きだった人のことを思い出したりその幸せを願ったりするのは良いコトなので、まぁ許してやるとするか。

余談になるが、彼女が用意してくれたパジャマはおいらが引き取り、ボロボロにはなっているが25年以上を経た今もなんと現役で、おいらよりも5センチほど背が高かった彼女は今日に至るまで「おいらが付き合った最も背の高い女性」ナンバーワンの座をキープし続けている。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。